第1話
結婚式を翌日に控えた夜、婚約者の友人たちが「花嫁チャレンジをやろう」と騒ぎ出した。
私、桐島紗奈(きりしま さな)と親友の小野寺美咲(おのでら みさき)が、私の婚約者である高瀬直哉(たかせ なおや)についてのクイズに、同時に答える。私が1問負けるたびに、花嫁の持ち物を1つ差し出すというルールだった。
最初のクイズは、直哉のいちばん好きな色だった。
私が黒と答えると、美咲は青と答えた。彼のクローゼットには青い服など1着もないのに、みんなは声をそろえて宣言した。
「美咲、正解!」
私は式で履くはずの靴を脱ぐしかなかった。
2問目は、胃の調子が悪い時、直哉が食べたいものだった。
私は卵雑炊、美咲はシーフードパエリアと答えた。
けれど、彼はひどい胃潰瘍を患っていて、魚介類を食べて救急外来へ運ばれたこともある。何年ものあいだ、夜中に卵雑炊を作ってあげていたのは私だった。
反論しかけた私に、直哉は冷たい顔を向けた。
「そんなに自分がいちばん俺のことをわかってるって言いたいのか?」
私はブーケも差し出すことになった。
そして、最後の問題。
「直哉が、明日の結婚式で隣にいてほしいのは誰?」
私が結婚指輪を握りしめる一方で、美咲は笑って自分を指さした。次の瞬間、直哉は私の前を通り過ぎ、彼女の手を取った。
たちまち歓声が上がった。
「大正解!」
ルールに従えば、これで私は指輪も直哉も失ったことになる。
直哉は私の指から無理やり結婚指輪を抜き取り、美咲の指にはめてから振り返った。
「ただの予行演習だろ。まさかゲームくらいで本気で怒ってるのか?」
笑い転げる親族や友人たちを見て、私はふと気づいた。答えが合っているかどうかなんて、どうでもよかったのだ。最初から、誰も私を勝たせるつもりはなかった。
私はベールを外し、美咲の腕に載せた。
「明日の結婚式も美咲とすればいいわ」
第1話
ついさっき、私は結婚式をキャンセルした。
あの人たちのゲームで花嫁がいつでも取り替えられるのなら、私だって、こんな花婿はこっちから願い下げだ。
あの人たちのことも、もういらない。
……
式場の外に出たところで、直哉に後ろから手首をつかまれた。指輪で擦りむいた傷からは、まだ血が出ている。
彼は眉をひそめると、スーツのポケットからハンカチを取り出して私の傷口を押さえた。
「ただのゲームだろ。こんな怪我をするほどのことか?」
その手つきは優しく、さっき無理やり指輪を奪ったのとは、まるで別人のようだった。
私はうつむく彼の顔を見つめ、ふと尋ねた。
「黒と青、本当はどっちが正解だったの?」
指にハンカチを巻いていた彼の手が、一瞬止まった。
「黒だ」
「じゃあ、胃の調子が悪い時は?」
「卵雑炊」
答えに迷いはなかった。私の答えがすべて正しく、美咲の答えはすべて間違っていると、彼はわかっていたのだ。それなのに、みんなと一緒になって私の負けだと言った。
「どうして?」
私が手を引っ込めて尋ねると、直哉はため息をついた。
「美咲は子どものころから、みんなに注目されることなんてなかったんだ。花嫁気分を味わいたかっただけだろ。明日、本当に俺と結婚するのはお前なんだから、何回か勝たせてやったっていいじゃないか」
私は指についた血を見つめた。
彼にとって、靴もブーケも指輪も、大したものではないのだろう。最後に私と結婚しさえすれば、それでいい。私の誇りも人前での体面も、彼に選ばれたと思える喜びも、美咲の機嫌を取るためなら踏みにじっても構わないのだ。
私が黙っていると、直哉は少し口調を和らげた。
「わかったよ。明日、式が終わったら美咲に直接謝らせる。とりあえず今は戻ろう、みんな待ってるから」
そう言って私の手を取ろうとする彼から、私は1歩下がった。
「疲れたから、部屋で休みたい」
直哉はやや顔を曇らせたものの、それ以上は引き止めなかった。
「わかった。落ち着いたら、グループチャットに大丈夫だって送っておけよ。お前を怒らせちゃったんじゃないかって、美咲がずっと泣いてるんだ」
数歩歩いたところで振り返り、彼は念を押した。
「ドレスをスイートルームに届けるの、忘れるなよ。美咲が、今の服じゃ靴に合わないから、全部そろえて着てみたいって」
第2話
ホテルの部屋に戻り、荷物をまとめ始めた。
クローゼットには、式で着る3着の衣装が掛かっている。化粧台には私が手書きした誓いの言葉が置かれ、ベッドの枕元には、母が遺してくれた真珠の髪飾りがあった。
母は亡くなる前、私の花嫁姿を見られないことを何より残念がっていた。
それなのに今、ベールをかぶっているのは美咲で、あの靴を履いているのも彼女だ。私に残っているのは、この真珠の髪飾りだけだった。
それをスーツケースにしまおうとしたところで、外からドアが開いた。
私の靴を履いた美咲が、さっきゲームに参加していた友人たちを連れて入ってきた。
「紗奈」
美咲は目を赤くして、私の前まで来た。
「もしかして本当に怒っちゃった?みんなのノリに合わせただけなんだけど、紗奈がそんなに気にすると思わなくて」
口では謝りながら、靴を脱ぐ気配はない。それどころか鏡の前でくるりと回ってみせた。
「でも、この靴、本当にかわいいね。ただ、1サイズ小さいから、擦れて足が痛くて」
彼女は靴の箱を私の前に押し出した。
「明日の朝、メイクの前にお店へ行って、1サイズ上のものに替えてきてくれない?」
私は彼女を見た。
「それ、私が結婚式で履く靴なんだけど」
美咲の笑顔がこわばると、すかさず友人が割って入った。
「靴1足くらい、いいじゃない。美咲だって今日、場を盛り上げようとして足を痛めたのよ。交換してあげるくらいどうってことないでしょ?まさか合わない靴のまま式に出ろっていうわけ?」
明日結婚するのは、いったい誰なのか。私は一瞬、本気でわからなくなった。
美咲は私の手元にある髪飾りに気づくと、ぱっと目を輝かせた。
「それもすごくきれいだね」
伸ばしてきた手をかわし、私は髪飾りを握りしめた。
「これはあげられない」
部屋が静まり返った。美咲の目元が、みるみる赤くなる。
「ちょっと見たかっただけなのに。そんなに警戒しなくても……」
そこへ、ちょうど直哉が入ってきた。傷ついたような美咲の顔を見るなり、彼女をかばって自分の後ろへ下がらせる。
「紗奈、美咲は欲しいって言ったわけじゃないだろ。なんでそんなにむきになるんだよ」
直哉を見て、私は言った。
「お母さんの形見なの」
この髪飾りが私にとってどれほど大切か、彼は知っている。以前には、私の手を握って約束してくれたこともあった。
「この髪飾りは、俺がつけてやるから」
それなのに今、彼は数秒沈黙したあと、やはり手を差し出した。
「先に美咲に見せてやれよ。見たらすぐ返すから」
私は後ろへ下がり、髪飾りをスーツケースにしまった。
「嫌」
美咲の目から涙がこぼれ落ちると、直哉はとうとう苛立ちを隠さなくなった。
「紗奈、お前昔はそんなんじゃなかっただろ。美咲がお前のものを気に入ったとき、断ったことなんて一度でもあったか?」
そう。前は、私のバッグを気に入ったと言われれば譲ってあげたし、私の工房がいいと言われれば、そこで働けるようにした。失恋して行く当てをなくした美咲を家へ迎え入れ、直哉やこの友人たちに紹介したのも私だ。
大切にしていれば、本当の友達だと思ってもらえると信じていた。けれど、与えられることに慣れすぎると、感謝を忘れてしまう人もいる。やがて、与えてくれない相手を逆恨みするようになるのだ。
「前は前。これからは、私のものを美咲に譲るつもりはないから」
直哉はしばらく私を見つめていたが、やがて冷たく笑った。
「勝手にしろ」
彼に手を引かれて出ていく美咲が、ドアのところで振り返った。頬にはまだ涙が残っているのに、その口元にはかすかな笑みが浮かんでいた。
第3話
直哉が戻ってきたのは、午前1時だった。ドアを開けた彼は、持ち帰りの卵雑炊が入った袋を提げていた。
それを見たとたん、鼻の奥がつんとした。
7年前、付き合い始めたばかりのころ、病気で入院した私のために、彼は長い時間並んで、私の好きな店の卵雑炊を買ってきてくれた。
「これからも、お前が具合悪い時には俺がそばにいるから」
その言葉を、私はずっと覚えていた。
雑炊を見つめる私を見て、直哉の表情が少し和らいだ。
「夕飯、食べてないんだろ?俺に腹立ててるからって、意地張ってメシ抜くようなことすんなよ」
私が動かずにいると、彼はそばに来て、額に手を当てた。
「熱はないのに、どうしてそんなに顔色が悪いんだ?」
懐かしい優しさに触れ、一瞬、今夜のゲームもただの度が過ぎた冗談だったように思えた。明日になれば、彼はこれまでと変わらず、式場の奥で私を待っていてくれるのではないかと。
直哉は雑炊の容器のふたを開けると、クローゼットからウエディングドレスのカバーを取り出した。
「雑炊、温かいうちに食えよ。ドレスは俺が持ってくから」
私ははっと顔を上げた。
「ドレスをどうするの?」
「美咲が上で待ってる。靴とベールだけじゃ物足りないから、どうしてもドレスも着たいって言うんだ」
雑炊を買ってきたのは、私を気遣ってのことではなかった。ドレスを持ち出す前に、ついでに私をなだめようとしただけだ。
「駄目」
私がクローゼットの前に立ちはだかると、直哉は眉を寄せた。
「10分だけ試着したら、明日ちゃんと返すから」
「このドレスは貸せない」
私はきっぱりと言った。
ドレスの裏地は、母が遺してくれた古いウエディングドレスを仕立て直したものだ。胸元には、母が手縫いで刺繍してくれた名前も残っている。
30回を超える仕立て直しに付き合った直哉は、そのことを誰よりよく知っているはずだ。
「たかが服だろ。代わりに新しいのを買ってやるから」
すでに苛立ちの混じる声だった。
「貸さないって言ってるの」
私はカバーをつかんだまま離さなかった。
引っ張り合ううちにファスナーが開き、真っ白な裾が床へ滑り落ちた。直哉はそれを見下ろし、このドレスが私にとってどれほど大切か、思い出したのかもしれない。ようやく彼の表情が少し緩んだ。
「もういい」
ところが、ドアの向こうから美咲の泣き声が聞こえてきた。
「直哉、紗奈が嫌がってるならもう無理強いしないで。私、やっぱり試着しなくていいから」
彼の目に浮かびかけたためらいが、たちまち消えた。私の指を無理やり剥がし、ドレスを奪い取る。
「お前のせいで、美咲があんなに泣いてるじゃないか」
ドアが閉まり、私はその場に立ち尽くした。爪が半ばから割れていた。
テーブルに置かれた卵雑炊から、湯気が少しずつ消えていく。
ふと、直哉が入ってきたとき、容器に注文票が貼ってあったことを思い出した。備考欄には、こう書かれていた。
【ネギ抜き】
私はネギが嫌いどころか、雑炊を食べるときにはいつも多めに入れてもらう。苦手なのは美咲だけだ。
この卵雑炊さえ、私のために買ったものではなかった。美咲が食べたがらなかったから、ついでに私のところへ持ってきただけだったのだ。
第4話
10分経っても、ドレスは戻ってこなかった。30分待っても同じだった。
直哉に電話をかけたが、すぐに切られてしまった。その一方で、美咲はインスタに動画を投稿していた。
私のドレスを着た彼女が、ホテルのテラスに立っている。その足元に直哉が片膝をつき、自分の手で裾を整えていた。背景に流れているのは、私が結婚式のために選んだ入場曲だ。
画面の外から、友人たちがはやし立てる。
「ほら直哉、顔を上げて!花嫁さんを見て!」
直哉は仕方なさそうに顔を上げ、美咲と目を合わせて笑った。画面越しでも、よく似合う2人だとわかる。
動画の最後で、美咲が裾を持ち上げてくるりと回った。そのとき、腰のあたりで布の裂ける音がした。悲鳴を上げた美咲を直哉がすぐに抱き寄せ、そこで映像は途切れた。
暗くなった画面を見つめていると、指が震え始めた。ドアを開けようとしても、手が震えてうまくノブを回せなかった。
テラスに駆けつけると、みんなが美咲を囲んでいた。
私のドレスには長い裂け目ができ、母が縫い込んでくれた名前も、真ん中から裂けていた。
美咲は直哉の腕の中でうずくまり、泣きながら言った。
「ごめんね。回ったときにうっかり裾を踏んじゃって……紗奈、怒らないで、ちゃんと弁償するから」
私はしゃがみ込み、床に落ちた真珠を1粒ずつ拾った。
母が最後に遺してくれたものが、今は彼らのゲームの小道具にされ、足元で踏まれている。
「もう拾わなくていい。明日の朝、縫い直してもらおう」
直哉に体を支えられ、私は彼を見上げた。
「もう元には戻らない」
切れたのは、糸だけではない。この世界に残っていた母の、最後の面影なのだ。
それなのに、直哉はただ時刻を確かめただけだった。
「もう遅いんだ。これ以上騒いだら、みんなの迷惑になるだろ」
私はゆっくりと立ち上がり、彼の頬を平手で打った。
テラスが静まり返った。頬を打たれて横を向いた直哉は、数秒後、信じられないという顔で私を見た。
「紗奈、お前たかが服のことで俺を殴ったのかよ?」
「紗奈、怒るなら私に怒って。ドレスを破ったのは私で、直哉は関係ないから」
そう言って、美咲がすぐに彼の前へ出た。
直哉は彼女を自分の後ろへ引き戻した。まるで話の通じない相手を見るような目で、私を見た。
「美咲に謝れ」
私は自分の耳を疑った。
「今なんて言ったの?」
「美咲もわざとじゃないって言ってるだろ。お前はいきなり飛び込んできて、事情も聞かずに手を出したんだ。お前の方が謝るべきだろ?」
友人たちは皆私を見ていたが、誰も何かがおかしいとは思わなかったようだ。まるで、ドレスを台無しにされたのも、母の形見を踏みにじられたのも、美咲であるかのように。
私が動かずにいると、直哉は冷たい声で言い放った。
「お母さんが生きていたとしても、真珠が数粒落ちたくらいで、結婚式をこんなふうに台無しにしてほしくはないだろ」
目の前が真っ暗になった。
母のことが私にとってどれほど深い傷か、彼は知っている。それでも美咲をかばうために、自分の手でその傷を容赦なくえぐったのだ。
私は拳を強く握りしめた。泣きはせず、埃のついた真珠をポケットにしまった。
「わかった。もう騒いだりしない」
第5話
誰もが目に見えてほっとした表情を浮かべ、直哉の口調も和らいだ。
「最初からそうしてればよかったんだ。ドレスは業者に直させるから、お前はとりあえず部屋に戻って寝ろ」
彼は、私がまた折れたのだと思ったらしい。けれど私はただ、最後のわずかな力を、彼らのために無駄にしたくなかっただけだ。
部屋に戻ったばかりのところへ、直哉の母、高瀬美智子(たかせ みちこ)から電話がかかってきた。美智子はドレスのことなどひと言も尋ねず、いきなり言いつけてきた。
「式の前に挨拶に来る時間だけど、少し遅らせてちょうだい。美咲ちゃん、夜遅くまで遊んでたんだから、もう少し寝かせてあげないと」
私は窓の外の、次第に明るくなっていく空を見つめた。
「どうして、私の挨拶に美咲が関係するんですか?」
一瞬の沈黙のあと、当然のような答えが返ってきた。
「ゲームに勝ったでしょう。先にあの子に花嫁として挨拶させてあげようって、みんなで決めたの。ただのまねごとよ。本当に嫁に迎えるわけじゃないんだから」
私は思わず笑ってしまった。
「じゃあ、そうしてあげてください」
私の声に何かを感じ取ったのか、美智子はたちまち不満をあらわにした。
「紗奈さん、これから高瀬家に嫁いでくるというのに、そんな心の狭いことでは困るわ。美咲ちゃんには両親がいないのよ。かわいそうじゃない。あなたは何でも持っているんだから、少しくらい譲ってあげたらどうなの?」
また、その言葉だ。
私に両親がいたころ、美咲は私をうらやましがった。母が亡くなると、今度はみんなが、私には直哉がいるじゃないかと言った。何を失おうと、周りからはいつだって、私の方が彼女より恵まれていると決めつけられるのだ。
「おばさま」
私は美智子の言葉を遮り、続けた。
「結婚のお祝いは、私には用意しなくて結構です」
「どういうこと?」
戸惑った声に、私は答えた。
「美咲にあげてください」
電話を切ると、ちょうどウエディングプランナーから最終確認の通知が届いた。開いてみて初めて、ほぼすべての内容が変わっていることに気づいた。
私が決めた白いキキョウは、赤いバラに。半年かけて選んだピアノ曲は、美咲がいちばん好きなラブソングに。
メイクの開始時刻まで、午前6時から7時半に変わっていた。いちばん早い枠は美咲に譲られていた。
プランナーは言い淀みながら説明した。
「美智子様から、小野寺様が昨夜のゲームで勝たれたので、花嫁衣装一式を着て、先に記念撮影をさせてあげたいと……それに、紗奈様は結婚式当日、1日中撮影できるのだから、1時間半くらい構わないでしょう、とおっしゃりまして」
私はスマートフォンを握りしめた。
「誰が勝手にその変更を決めたんですか?」
「直哉様です」
プランナーは少し間を置いてから、続けた。
「大したことじゃないから、小野寺様の言う通りにしてやってくれ、と……」
些細なこと。
私が丸1年かけて準備した結婚式が、彼にとっては、どれも気軽に人へ譲ってしまえる程度のものだった。
母の形見も、大切にされたい、尊重されたいという願いも、彼は美咲の機嫌を取るためなら平気でないがしろにするのだ。
それなのに、心は不思議なほど静かだった。
私はパソコンを開き、プランナーへ正式にメールを送った。
【結婚式のキャンセルについて】
式のあとに2人で婚姻届を出すつもりだったけれど、その予定も取りやめた。続けて弁護士に連絡し、共同で購入する新居の契約からも抜けることにした。頭金の半分には、母が遺してくれたお金を充てていた。
すべて済ませてから、私はスマートフォンで航空券を予約した。
あの人たちのゲームで花嫁がいつでも取り替えられるのなら、私だって、こんな花婿はこっちから願い下げだ。
あの人たちも、もういらない。